トイレットペーパーの買い占め

現在、トイレットペーパーの買い占めにより売り切れが続出しています。
その理由はマスク増産に伴い、紙製品が品薄になるというデマが流れたためです。以前、オイルショックの時も石油製品が品薄になると、トイレットペーパーの買い占めが起きました。オイルショックによるトイレットペーパー騒動が起きたのは1973年で、今から47年前のことです。今回の騒動から分かることは、日本国民の精神性は変わっていません。日本人は、情報を正しく収集することが苦手なのです。ネットの様な玉石混合の情報が飛び交う世界は、日本人には向いていません。「嘘を嘘と見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」という言葉があります。今なら、掲示板はネットやSNSとなるでしょう、多くの日本人は、嘘を嘘と見抜く力は非常に低い傾向にあります。ネットを使うなとはいいませんが、日本人は情報リテラシーを鍛える必要があります。
多くの人が日本の経済を悪化させる構造改革に賛成するのは情報リテラシーが低いからです。日本全体が沈没しているのは、50年前から情報リテラシーが低いこともその一因でしょう。

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