グローバリストは昔からいる

グローバリストは、グローバル化を正当化させるため
「インターネットの登場で世界はグローバルになった」
と発言します。
そんな彼らは、社会的にも成功した人が多く、
多くの人がその話を聞き感心します。
ですが、彼らは決して特別な存在ではなく、
昔からいるありふれた人間であることを説明します。

時代の一歩先を行く人

グローバリストの発言を聞き、多くの人は、
彼らの話に感心し、彼らを尊敬します。
そして、彼らの事を時代の一歩先を行く人だと評価します。
そんな彼らの予言は的中することも多く、
多くの人はより一層、彼らを尊敬することとなります。

予言のトリック

彼らの予言は、トリックが存在します。
もっとも、トリックと言えるほど大層なものではありませんが。
まず、彼らは社会的成功者が多いということです。
彼らは、私たちでは手に入れづらい情報を、
より簡単に手に入れることができます。
元の情報量が違うのです。
次に、彼らは影響力が強いため、
彼らの予言から行動を決める人が現れます。
そんな人たちの行動により、
予言は的中されるのです。
この二つが予言のトリックです。

ありふれた人

次に、グローバリストに対して抱く感想が、
革新的で新しい人です。
しかし、そんなことはありません。
確かに彼らは革新派ですが、
決して新しくはありません。
産業革命後、イギリスでは、
グローバリストが台頭したことで、
国内の格差が広がりました。
世界的な帝国主義を見ていても、
グローバリストが当時からいたことがうかがえます。
彼らは、決して新しい存在ではないのです。

ITがどうした

それでもITという存在があるため、
多くの人はやはりグローバル化は必然だと考えてしまいます。
ですが、産業革命後のグローバリストが
「蒸気機関の発明でグローバルな世界になった」
という発言をしたことを想像するのは、
難くないはずです。
単に、ITという分野において、
政府の規制が無かったため、
世界がグローバルになったと感じていたにすぎません。
事実、Chinaのインターネットは、
グレートファイヤーウォールの存在により、
決してグローバルと言えるものではありません。
グローバルというのは技術革新により起きるのではなく、
政府の規制緩和によって起きるのです。

結論

グローバリストは昔からいます。
そんなグローバリストが台頭していた時代は、
毎回、国内の格差は拡大しています。
今の日本も、同じ状況です。
グローバリストを信奉している人は、
自分を貧乏にする人を信奉しているのです。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
と言いますが、経験からも学べない、
グローバリスト信者は、
猿並みの知能しかないのでしょう。

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