以前より、さんざん都構想については批判してきました。
今回も、都構想の批判となります。
ですが、今回は政策そのものの批判というのではなく、
都構想を行うことが根本的に筋が通らないと批判します。
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本来の筋道
都構想は、政令指定都市を否定しています。
であるなら、国会で政令指定都市を廃止させる、
もしくは政令指定都市をはく奪し、
一般的な市町村にすることです。
大阪都構想を行うなど言語道断です。
他の政令指定都市
中京都構想や新潟都構想など、
維新は他の地方にもちょっかいをかけていますが、
多くの政令指定都市は、
政令指定都市の廃止など望んでいません。
それどころか、東京23区に至っては、
特別区ではなく東京市を作れと都に陳情しています。
つまり、国会で政令指定都市の廃止を訴えても、
通らないことが分かっているから、
国会で訴えることをしないのです。
また、大阪以外で政令指定都市を手放す市はありません。
政令指定都市はく奪では、投票に勝てないのです。
だから維新は都構想という、
分かりにくい方法や言葉を使い、
大阪市民を騙しているのです。
結論
大阪市を廃止することは、そもそも筋が通りません。
そんな都構想に反対するのは、至極当然ではないでしょうか。
都構想の住民投票は、
大阪市民が民主主義を理解しているのかが、
問われているのです。