政府の政策よりも企業の新製品

とある有名な人が「今は政府の政策よりも企業の新製品の方が人々は関心がある」と言っていました。その人は、そのことから「国家はオワコンである」と結論付けていました。私は、前半の部分は同意します。しかし、結論は全くの反対です。今回は、現在の様な状態でも政府が必要な理由を説明します。

平和な国家

「政府の政策よりも企業の新製品」に関しては、反論の余地はないでしょう。特に日本では、政治に興味を持っている人は少なく、この言葉は非常に的を射ています。ですが、人々が政治に関心がないことは、平和な証拠なのです。今の日本が平和であるかどうかは議論の余地がありますが、国民が政治に興味がないということは、平和だということです。つまり、国家がオワコンだと結論付けた場合、平和な世の中には国家はいらないということになってしまうのです。「平和な世の中では国家がいらない」と結論付ける人もいるかもしれません。しかし、現在の世界では、国境は無くせません。それについては世界の国境は無くすことができるのかで詳しく説明しています。そして、現在国々での争いは絶えない状況です。なので、現在政府はオワコンでは無いのです。

企業が持つ力

実は、この言葉が意味は、現在の政治問題を如実に表す言葉でもあるのです。なぜなら、政府よりも企業の方が力を持っている現状を表しているからです。日本では、レントシーカーと呼ばれる連中が、政府や官僚に働きかけ、自分のビジネスに有利な法律を作らせたりしています。アメリカはそれが日本以上に顕著に行われています。現状の政府は大企業の言いなり状態なのです。この状態が危険なのは、政治に民主主義が無いことです。なぜなら、選挙で選ばれたわけでもない人が政治を動かしているからです。つまり、お金をたくさん持っている人が政治を動かしているのです。現在の日本で行われている政策の殆どが大企業優遇政策です。消費税の増税もそれに当たります。しかし、逆に考えれば大企業は自らを優遇する政策を政府に進めさせます。大企業は、政府の力を利用して自らの権力を上げています。つまり、大企業にとって政府は必要な存在なのです。政府は決してオワコンなんかでは無いのです。「政府の政策よりも企業の新製品」は現在の政治問題を非常に象徴する言葉なのです。

結論

以上が私の考えです。
「政府の政策よりも企業の新製品」と多くの人が考えます。ですが、その言葉は非常に危険な言葉であることが分かったと思います。
このまま、人々が政治に関心を持たなくなれば、大好きな企業に首を絞められることとなってしまいます。

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