中小企業基本法見直し

菅総理は今回、中小企業基本法を見直すと発表しました。
具体的な内容は、補助金や財政措置を受けられる中小企業の、
定義を変えようとするものです。
総理は、これを行うことで企業が再編され、
生産性も上がり、賃金が上昇すると説明します。
この政策を見た瞬間、菅政権は小泉政権の焼き直しだと感じました。
こんな政策を行えば、多くの中小企業は大企業に駆逐されます。
その結果、中小企業の雇用や技術が失われます。
雇用低下はデフレ圧力となり、経済を悪化させます。
技術力低下は日本の供給能力を低下させ、
日本の経済力を落とします。
中曽根政権以降続く新自由主義路線を踏襲し、
前例にとらわれないと言っているのだから、
呆れてものも言えません。
こんな政権を多くの国民が支持しているのだから、
日本が20年間デフレなのは当然の結果なのでしょう。

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