検察庁法改正案が多くのメディアを通し、
反対する人が多数現れました。
その結果かは分かりませんが、改正法案は先送りされました。
その後、黒川検事長の麻雀賭博がスキャンダルされ、
今回の改正法案がおかしなことだったという意見が、
多く見受けられることとなりました。
以前検察法改正法案で私見を述べましたが、
スキャンダルを受け追加で記事を書くこととしました。
Contents
改正法案は問題だったのか?
改正法案の問題点についてと、
今回の問題は別問題だと考えます。
改正法を問題は内閣が検察に関与することで三権分立が崩れるということです。
今回は、検察庁長官が麻雀賭博を行った相手はマスコミです。
マスコミと黒川検事長もしくは、マスコミと検察の関係が問題であり、
以前より議論されていた問題とは関係ありません。
勿論、全てがグルである可能性もあります。
個人の問題
他に検察庁改正法案の問題点として、
「黒川幹事長の任期を延ばすことが目的ではないか」
という指摘もあります。
今回の麻雀賭博でマスコミとズブズブの関係が報道され
「内閣議員が不起訴になったことに、
彼が関わっているのではないかという疑義が深まった」
とその疑惑は深まりました。
この指摘は的を射ているようで的外れです。
今回、黒川検事長が検事長としてふさわしいかどうかの議論なら、
この指摘は尤もです。
しかし、検察庁改正法案が正しいかどうかの議論とは関係ありません。
むしろ、今回の改正法を知り黒川幹事長がふさわしい人物かどうかを、
国民の間で議論することとなりました。
その結果、ある意味で民意が反映された形となったのです。
ミクロの問題とマクロの問題を区別しなくてはなりません。
結論
今回の改正法が問題が無いわけではないでしょう。
しかし、現状のままでもよくないとの考えも理解できます。
今回の問題は、ここで終わらせるのではなく、
しっかりと本質を見据えた議論をしていく必要があります。