令和2年度の健康保険が過去最高の黒字となりました。
コロナ禍で人々が、病院に行くことを
控えたことが大きな要因です。
ここから分かると思いますが、
一般的に考えられている医療崩壊と、
実際の医療崩壊は全く違っています。
医療費が減ったということは、
人々が受けた医療サービスも減ったことになります。
つまり、コロナ禍で医療総数は減ったのです。
なので、マンパワーが足りないというのは、
完全なる事実誤認となります。
人手が足りていない状況であるなら、
政府がお金を出してもどうしようもありません。
ですが、今の日本の状況では、
政府がお金を出して医療体制を整えることは可能です。
コロナ初期であるなら、
医療崩壊も致し方なしですが、
もう1年半もコロナと戦っています。
今更、医療崩壊が起きるようならば、
それは単純に政府の責任でしかないのです。