3度目の緊急事態宣言は正当か?

3度目の緊急事態宣言が4都府県に発足されることが決定しました。
内容については、正式には決まっていませんが、
今までよりも強い措置が取られる予定です。
この緊急事態宣言は正当性があるのでしょうか?
私はいささか疑問に思います。
吉村知事は22日のテレビ出演時に、
実効再生産数は下がっていると発言しました。
まんぼうは効果があった可能性が高いということです。
医療体制から考えて、緊急事態宣言は必要との声もあるでしょう。
それももっともなのですが、
緊急事態宣言を出したからと言って
医療供給が上がるわけでもなく、
瞬時に患者が減る訳でもありません。
なので、今回の大阪での緊急事態宣言については、
非常に疑問が残ります。
なにより、補償の話がまるでありません。
補償無き自粛は愚策です。
今回、飲食店以外の自粛も要請するそうですが、
経済は一つ止めただけで、
すべてに影響を与えます。
今回は複数自粛させるということは、
経済全体に莫大なダメージを与えます。
それに、本当に感染を抑えたいなら、
ロックダウンクラスの事をする必要があります。
そういった観点からも、今回の措置は中途半端です。
もし、ロックダウン級の措置を行うのであれば、
そのこと自体は反対しません。
ですが、それは補償あっての事なのです。
吉村知事の行動はパフォーマンスだと気付いた人は増えました。
しかし、まだ支持している人の方が多いのが現状です。
国民から正しい声が増えない限り、
政治が正しい方向へ行くことはありません。

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