以前より、大阪都構想については反対してきました。
大阪都構想を反対すると必ず
「対案を出せ」
との声が聞こえてきます。
ですので今回は、大阪都構想の対案を出します。
大阪の現状
大阪の現状を考えた時、
「今のままでいいのか?」
と尋ねられれば、もちろん
「今のままでは良くない」
と答えます。
「大阪の現状を変えていかねばならない」
と私自身も考えています。
であるなら、都構想については賛成、
もしくは対案を出さねばならないのでしょうか?
都構想について思うこと
都構想についての具体的な批判はすでに取り上げています。
私の大阪都構想に関する意見は
「大阪都構想をすれば大阪は悪くなる」
です。
大阪都構想の様な、大阪をダメにする政策を反対する、
これ自体は一つの意見であり、
大阪の事を考えた結果の意見です。
対案の具体的内容
私が掲げる大阪都構想の対案は
「大阪都構想をしないこと」
です。
大阪都構想をすれば大阪が悪くなるのだから、
大阪都構想の対案は大阪都構想の中止で十分です。
例えるなら、薬中の人に薬をやめるよう言った時
「別の気持ちいいものをよこせ、対案を出せ」
と言われた場合
「そんなものは無いから薬を続けていいよ」
と言わないのと同じです。
「大阪はこのままでいいのか?」
と反論がきそうですが、もちろんよくありません。
ですが、大阪を良くしようとしても、
そこには粘り強く長く議論が必要となります。
大阪都構想という陳腐な改革で、
どうこうなる様な問題ではないのです。
結論
大阪都構想を反対するのに、対案など必要ありません。
以前、大阪会議という対案を出し、
維新に議論をグチャグチャにされ、うまくいかずに、
挙句の果てにポンコツだと言われました。
対案を無理に出しても、付け入る隙を与えるだけです。
対案を出せという、一見真っ当で返答に困る反論が来た時、
多くの人が黙ってしまいます。
都構想はある種、そういった議論の仕方が試されているのかもしれません。