要請という名の責任逃れ

東京都では、今週末外出禁止の要請がありました。
これを受け、政府も本腰を挙げて対策をしてきたと思う人もいるでしょう。
しかし、それは誤りです。
今回重要なことは、自宅待機命令ではなく要請だということです。
大規模イベントの中止も休校に関しても要請でした。
要請ということは、責任を下に投げる行動です。
政府の要請による何らかの損害があっても、政府は責任を取りません。
例えば、イベント中止を命令した場合は、
イベント中止により発生した損害は政府は補填する必要があります。
しかし、要請なら補填する必要はありません。
また、最終判断も要請を受けた人が行うことになります。
政府は、自ら判断し責任を取ることから逃げたのです。
緊急時に責任も取れない政府に国民は守れません。
こんな日本にしたのは、日本国民自身です。
人々は、もっと政治に関心を持つべきです。

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