国家の役割

国家の役割は、国民を安全に豊かに暮らせるようにすることです。
そして、その国家を運営しているのは国民です。
それは公務員だけではなく、全ての国民です。
この考えが今の日本には不足しています。
その結果、日本はどんどん没落しているのです。

資本主義

グローバル化を進めている人は、国家を否定します。
国家が無い方が、自由でいいと考えるからです。
ですが、国家の規制こそが資本主義を支えています。
中央銀行が「最後の貸し手」となったり、
政府が財政赤字を拡大したりして、
恐慌を防ぐことで資本主義を安定させています。
国家が無ければ、資本主義は成り立ちません。
グローバル化を推進する人は、資本主義を理解していないのです。

緊急事態

緊急事態の時に、助けてくれるのも国家の仕事です。
緊急時とは、国家の緊急時だけでなく、
事故や病気などによる、個人的な緊急時も含まれます。
国家を運営しているのはすべての国民です。
つまり、緊急時には助け合いをしようということです。
そのためにも、政府の権限はある程度大きくなくてはいけません。
公務員を減らせや、規制緩和代など言う人は、
何かあっても国家の助けを求めないと言っているに等しいのです。

結論

今の日本はグローバル化が進み、小さな政府の方向へ進んでいます。
今一度、国家の役割を考え、
グローバル化は正しいのか考え直す必要があります。

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