日本と外国のマナー

最近とあるサイトで目にした話が、
非常に考えさせられるものだったので、
今回はそれについて考察します。

話の内容

とある外国人が日本に住んでいました。
彼は、日本人が麺をすすることを不快に感じ、
日本人はテーブルマナーがなっていないと考えていました。
彼のはそのことを上司に話しました。
上司も外国人だったので共感されると思っていました。
しかし、上司は共感しませんでした。
後日、彼は接待で上司と懐石料理を食べに行きました。
その際、取引先の日本人は、
うどんを音をたてないように食しました。
彼は、日本人でもテーブルマナーのある人は居るのだと感心しました。
しかし、彼の横で上司はうどんを音を立ててすすりました。
彼はあっけに取られていたところ、
上司に
「ここは日本だから麺をすすることは問題ない。
それよりあなたの箸のマナーが全くなっていない」
とたしなめられました。
そのことで、彼は日本人はマナーを押し付けない、
素晴らしい人たちだと感動したのです。

この話で思うこと

郷に入れば郷に従え

この話を聞いたとき、この外国人に対し、
非常に不愉快な思いをしました。
日本には郷に入れば郷に従えという言葉があり、
その土地に入れば、
その土地の文化や風習に従う必要があります。
もしそれが気に入らないのなら、
その土地から去るべきです。
無論、悪習もあるため、
改善のための話し合いが必要な場合もあります。

ポリコレ

しかし、最近の日本はどうでしょう。
海外の人の考えも受け入れるべきだと主張します。
この話では、うどんをすすらない取引相手がまさにそれです。
私なら、うどんをすすります。
多文化共生だということから、
日本になじまない風習であっても、
それを認めようという動きが、
最近顕著に表れています。
ですが、それに反対をすれば、
ヘイトスピーチと言われ批判されます。

最後に

このサイトは日本が素晴らしいと伝えるために、
この話を伝えたのでしょう。
ですが、私は非常に危機感を感じました。
日本に理解のない外国人に対しては、
日本の文化を押し付けなくてはならないからです。
でなければ、日本は日本で無くなります。
何度も言いますが、日本の文化が気に入らないのであれば、
日本にいないで祖国に帰ればいいのです。
この流れは日本だけでなく世界中に伝播しています。
こういったポリコレに負けては、
日本は勿論、世界がおかしな方向に進み、
最終的には取り返しのつかないことになります。

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