アナーキスト

アナーキストとは、無政府主義者の事です。
今の社会でアナーキストだと名乗れば、
あまりいい印象を持たれません。
しかし、多くの人がアナーキストを自称し、
そんな人が称賛されている現状でもあります。
この矛盾した現象はなぜ起きているのでしょうか?

現状整理

先ほど、アナーキストは称賛されていると発言しましたが、
そんな状況見たことないというのが素直な感想でしょう。
勿論、そんな状況は私自身見たことはありません。
なぜなら、アナーキストはアナーキストと名乗っていないからです。

グローバリスト

では、今のアナーキストは何と自称しているのでしょう?
それは「グローバリスト」です。
グローバリストが称賛されている場面を、
何度か目にしたことがあるでしょう。
そんなグローバリズムが良い事だと考えている人も大勢います。
ですが、忘れてはならないのは、
グローバリストはアナーキストであるということです。

共通点

「グローバリズムとアナキズムは違う」
という主張もあるでしょう。
ですが、冷静に見比べた時違いなどないことに気が付きます。
グローバリズムは、政府や国境を否定しています。
事実、日本はグローバリズム的な改革を行った結果、
政府の力は弱くなり自己責任社会となりました。
国境も引き下げられ、海外資本に所得が吸い上げられています。
この現状を見れば、
グローバリズムはアナキズムだと理解できると思います。

結論

一度は否定されたアナキズムですが、
名前を変えて現在では幅を利かせています。
「グローバルだ自由だ」
叫ぶ人間は、ただの無政府主義者であると理解するべきです。

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