実質実効為替レート50年ぶりの低水準

実質実効為替レートが50年ぶりの低水準を記録しました。
実質為替レートについては、
ここではさんざん説明してきました。
実効為替レートとは、
各国との貿易取引などのウェイトを、
計算することで数値化したものです。
これにより2か国間だけでなく、
相対的な通貨価値をはかることができます。
この実質と実効を考慮する為替レートを、
実質実効為替レートと言います。
この実質実効為替レートが50年ぶりの低水準。
これは長きにわたるデフレが原因です。
デフレ容認派はこの事実を見ても、
デフレを容認するのでしょうか?
ちなみに彼らがデフレ容認を根拠とする、
2000年代の実質GDP上昇期ですら、
実質実効為替レートは下がっています。
貿易で稼いでもデフレを放置してしまえば、
通貨の価値は下がるのです。
デフレ容認派はいい加減現実を見ましょう。

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