金持ちがよく金持ちマウントを取ります。
その代表が
「俺は税金を多く払っている」
「俺は経済を回している」
の2つです。
今回はこれについて考察します。
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税金を払っている
彼らはおそらく感謝しろと言いたいのでしょう。
確かに彼らは税金を多く払っています。
ですが、税金が無ければお金に価値はありません。
なので、金持ちが多くの税金を払うのは当然です。
また、税金は政府の税源ではない以上、
彼らのおかげで行政サービスを受けられている訳でもなく、
別に彼らに感謝する必要はありません。
税金を多く払っているアピールは、
お金をいっぱい稼いでると言っているのと同じです。
また、彼らのお金は元々は庶民のお金です。
庶民が金持ちにお金を払った結果、
金持ちは金持ちになれた訳であり、
本来、金持ちこそが庶民に感謝しなくてはなりません。
経済を回している
これについては正しいでしょう。
彼らの作った商品やコンテンツに関して、
需要があり経済を回しています。
ですが、彼らの消費行動が経済を回してはいません。
もし、その商品が無かった場合、
消費者はそのお金を別の用途に使うでしょう。
1か所にお金が溜まるより、
分散された方が経済は回ります。
なので、彼らの消費は、
経済を回しているとは言えないのです。
結論
金持ちマウントは完全な間違いで、
経済を大して知らないアピールでしかありません。
それか、日本はデフレのままがいいから、
間違えた情報をあえて流しているのかもしれません。