生類憐みの令と動物愛護

近年、生類憐みの令について再考されています。
生類憐みの令は福祉政策の一環で、
単なる悪法ではない、
といった意見も最近では出てきています。
ですが、逆を言えば、
最近までは悪法として名高かったのです。
ではなぜ、生類憐みの令は悪法と言われていたのでしょう。
それは
「人間よりも動物を尊重していた」
と考えられていたからです。
つまり、多くの人は、
人間の命は動物よりも大切だと考えているのです。
しかし、最近過剰な動物愛護派が現れ、
彼らは人間より動物が大切だと言わんばかりの主張をします。
そこまで過激な思想では無くても、
動物の事を過剰に考えすぎて、
結果、人間の事をおざなりにしている場合もあります。
確かに、動物の命は大切です。
ですが、人間の命はもっと大切です。
これは、我々が人間という種族である以上、
絶対的で普遍的な価値観です。
過剰動物愛護を訴える人は、
普遍的な価値観を失っているのです。

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