MMTとサッカー

MMTを否定している人は、単に事実を認識できない人間です。
MMTは、単なる事実を説明してるに過ぎないからです。

MMTはルール説明

自然科学であれば、定説が覆ることもありますが、
MMTの場合、人間が定めたルールです。
なので、ルールを変えない限り、
覆りようもないのです。
逆に言えば、主流派経済学は、
ルールを知らないで議論をしているのです。
なので、今までの経済政策がうまくいかないのは、
当然の結果なのです。
例えるなら、
「サッカーで、キックオフと当時にボールを手で持って、
それをゴールまで運び、キーパーを殴ってゴールする」
といった作戦を立てているのです。
こんな作戦では、勝てるはずがありません。
そこでMMTは手を使ってはいけない事、
暴力をふるってはいけないと説明したのです。

政策は作戦

作戦は様々

その後の、MMTを基にした政策は、
サッカーで言うところの作戦です。
作戦はチームや国によって様々です。
MMTの政策も様々あって、
それに対して議論をすればいいのです。
ここでもう一度言いますが、
主流派経済学の政策は、
ルールを無視しているので議論に値しません。

実践は臨機応変に

また、作戦も実践では、
うまく機能しないこともあります。
その際、監督やプレイヤーが、
臨機応変にその場で判断します。
人の臨機応変な判断をなくし、
全て計算で行えると言っているのが、
主流派経済学です。
対し、MMTはそんな不確実なものを、
全て計算で解けないとしています。
MMTに計算が無いと批判する人は、
スポーツは計算だけで勝てると思っている、
少し頭の足りない人なのです。

結論

JGPやベーシックインカム、公共事業の拡大など、
MMTを基にした政策に関しては、
賛否両論あり議論すればいいと考えます。
ただし、間違えた貨幣観で立てられた政策は、
議論する価値が無いのです。
MMTが正しいのか間違っているのか、
という議論は、
サッカーで手を使っていいのかダメなのか、
という非常に低レベルな議論なのです。

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