10月より酒税・たばこ税が増税となります。
新型コロナウイルスにより、経済は縮小しています。
安倍総理も長崎で
「GDPが20%を超えるマイナスが予想される」
と説明していました。
この状況での増税について、考察します。
平時であるなら
今の日本が平時であるのなら、
酒税・たばこ税の増税は理解できます。
酒やたばこの健康被害については、様々な意見が有るものの
基本的には健康被害があるとされています。
国民の健康を考え、税金という罰金を科すことで、
飲酒や喫煙を減らすことは、理にかなっています。
今の日本
今の日本は、経済が縮小している状況です。
そんな状況で増税をすればどうでしょう。
確実に経済に大きなダメージを与えます。
増税により、消費は縮小します。
また、飲酒・喫煙が減ることで、
たばこメーカーや酒造メーカーの経営を圧迫し、
結果、大きなデフレ圧力となります。
結論
10月の増税は、悪手です。
平時であるなら、まともな手法でも、
緊急時には悪手となりえるのです。
酒税・たばこ税が増税されたなら、
次は消費税が増税される番となるでしょう。