サプライチェーン

サプライチェーンとは、材料の調達から消費までの一連の流れです。
今回の一件で、サプライチェーンがうまく機能していません。
今後、日本がとるべきサプライチェーンの在り方を考えます。

海外依存の危険性

今回の一件で、工場などを海外に移すなどし、
サプライチェーンの一部を海外に依存することが、
いかに危険か分かったことでしょう。
海外に工場を建てることで、企業としては人件費を節約することができます。
それにより、より多くの利益を上げることができるのです。
しかし、その結果日本では内需が減りました。
また、今回の様に他国にある施設が何らかの理由でストップした時、
サプライチェーン全体がストップします。
日本に工場を残せば、対応はまた変わっていました。

日本は内需国

日本のGDPの80%は内需です。
その内需が、海外に資本を移すことで、減少しています。
日本がデフレなのは、それが原因です。
今後、経済は世界的に縮小します。
恐慌が起きてもおかしくない状況です。
そんな中では、外需には期待できません。
この恐慌から日本を守るには内需拡大しかありません。

今後の方針

今後、サプライチェーンの構築を見直す必要があります。
製造分野の多くは、海外に移り、今後も海外に流れるでしょう。
それを防ぐためにも、政府が補助金や減税などを行い、
日本に、工場などの資本を置くよう促すべきです。
モノを作れる力が経済力です。
持っているお金の量が、経済力ではありません。
日本の経済力を強化する意味でも、今の経済不況を乗り切る意味でも、
サプライチェーンを見直す必要があります。

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