日本人とメイド

メイドと聞くとどの様なイメージを持ちますか?「オタクが好きそう」といったイメージを持つのではないのでしょうか。つまり、日本には馴染みが薄いのです。そんなメイドを日本でも行おうといった動きがあります。ですが、日本人とメイドはあまり相性が良くありません。今回はメイドについて考察します。

メイドは奴隷

メイドというのはそもそも奴隷です。日本人は、歴史的に奴隷を使ったことはありません。ちなみに、奴隷というのは主人の所有物です。なので、働きかたは住み込みとなります。日本の歴史では、身分の違いこそありますが、人を所有物とみなす考えはありません。なので、日本にも奴隷がいたという人がいますが、その人は奴隷の定義を知らないのです。

奴隷を知らない日本

日本人は、歴史的に奴隷を使ったことがないため、メイドとうまくやっていけません。まず、メイドの仕事は主に家事です。そして、主人の家で住み込みで働きます。そうなれば、主人はメイドに非常に気を使います。ですが、メイドからしてみれば、非常に違和感があり、居心地が悪いのです。そのため、日本でメイドをしたいと思う人は多くないのです。

伴天連追放令と奴隷

日本人は、奴隷を使ったことはありませんが、日本人が奴隷になった歴史は存在します。それは、南蛮貿易で九州の大名が日本人を外国に売り払ったのです。そのため、豊臣秀吉は伴天連追放令を出したのです。伴天連追放令は、秀吉がとち狂った教えられますが、ちゃんとした理由があったのです。この様なことが起きた理由は、この時代がグローバルだったからです。モノ・ヒト・カネの国境を越えた自由な移動があり、日本は戦国時代だったため中央政府は存在しません。今の政府が目指している「グローバルな社会」「小さな政府」と一緒です。そして、グローバルとなればヒトも商品となってしまうのです。

結論

以上がメイドが日本に合わない根拠となる歴史です。
これは、日本人が気を使えるいい民族だと言っている訳ではありません。単に、歴史的にも文化的にも合わないビジネスを持ってくるなと言っているのです。日本だと、家事代行の方が合っています。また、グローバルな世界を目指し、人を奴隷として使ってもよいという考えが滲み出た醜悪なビジネスです。グローバル化には、断固として反対しなくてはなりません。
日本のメイドは独自の進化を遂げています。なので、従来のメイドは日本人には必要ないのです。

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