防衛費の議論

防衛費をGDP比の2%まで増やすかどうか、
そういった議論が起きています。
この議論自体を否定する気はありませんが、
どこかズレている気がするのです。

予算

こういった予算を増やすかどうかの議論をする際、
必ず出てくるのが予算をどうするかです。
国債発行で万事解決なのですが、
お金に対する理解が少ない人は、
それについて納得しません。
それどころか、予算を増やす提案をしている人が、
どこかから削って予算を確保しようとする始末です。
お金の本質を理解しない限りは、
防衛費増額など実現できるはずがありません。
仮に実現できたとしても、日本国民が不幸になるだけです。

GDPを増やそう

防衛費をGDPの2%自体が目的かと言うとそうではなく、
防衛費を増やすことが目的となります。
であるならGDPが増えれば、
自然と防衛費も増額することになります。
予算をどうするかといった話をしているようでは、
日本の経済成長など夢のまた夢です。

本質

防衛費を増やすという話が出てきたのは、
世界情勢が悪化したことが原因です。
日本が戦争に巻き込まれることが、
現実的になってきたのです。
仮に防衛費をGDPの2倍にしたところで、
日本は日本を守ることはできるのでしょうか?
国民を助けるためにお金を出さない。
この期に及んで核の議論すらさせようとしない。
こんな日本政府が日本を守ることなどできません。
今の政府がGDP比2%にしたところで、
どうせアメリカの武器を買わされて終了です。

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