政府の黒字

日本政府が黒字になった。
こう聞いてあなたはどう思いますか?
私は非常に危機感を感じます。

デフレでの黒字

今のような状況で政府が黒字だとします。
だとすれば、経済は落ち込んだことになります。
日本政府でなくても地方政府でも同様です。
税収が増えてないもしくは税収以上に、
政府の黒字が増えたり赤字が減った場合、
その地域の経済はより落ち込んだことになります。
代表的な例はアルゼンチンとギリシャ、
そして大阪府です。

インフレで黒字

インフレ状況で政府が黒字ならどうでしょう。
この場合、ほぼ確実にバブルが起きています。
政府が黒字ということは、
政府は発行した通貨以上に、
税収を確保したことになります。
要するに、民間が通貨を大量に生み出したのです。
つまり、銀行融資が過剰に増えたということです。
こういった状況は、バブル以外ほぼ考えられません。
代表的な例は、日本のバブルと、
リーマンショック前のアメリカです。

結論

政府の黒字は異常を知らせるサインです。
日本政府は黒字にしようとしていますが、
それは非常に危険な行動です。
政治とビジネスは別物だ理解しましょう。

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