経済論評の中で
「デフレでもいい」
という意見を目にすることがあります。
もしくは、
「悪性のインフレよりはましだ」
なんて意見もあります。
私から言えることは
「そんな意見をする人間が経済を語るな」
です。
今回は、このふざけた意見を叩き潰します。
また、この記事は3部作の一つとなります。
Contents
経済縮小
デフレの状態では、経済は縮小します。
デフレとは供給が需要より多いことなので、
経済が縮小するのは自明の理です。
例えるなら、
1日100個のパンを作っている店があったとします。
その店では1日80個しか売れませんでした。
そうなれば、その店は販売個数を減らします。
デフレとはこういう事です。
経済縮小が問題ないという考えは、
もはや資本主義ではないのです。
悪性のインフレよりもいい
スタグフレーション
悪性のインフレは確かに問題です。
なぜなら、経済発展とは関係なく、
物価が上昇しているからです。
しかし、これはデフレと比較の使用が無いのです。
悪性のインフレは、
資源高騰や自然現象などによって引き起こされます。
なので、デフレ経済の国であっても、
悪性のインフレは起きるのです。
所謂、スタグフレーションです。
民主主義の否定
「とはいえ、財政拡大で悪性のインフレが起きる可能性がある」
なんて反論が聞こえてきますが、
これは、単に民主主義の否定です。
過剰な財政拡大は、悪性のインフレを招く可能性があります。
しかし、それをコントロールするのが政治の役目です。
政治では、それをコントロールできないという意見は、
民主主義を否定しているのです。
もしくは、デフレ下で消費税増税をした、
政府に対する皮肉かもしれませんが。
経済学
デフレがいいという根拠に、経済学を持ち出す人もいます。
これに関しては、話を聞くまでもありません。
経済学では、セイの法則により、
デフレなど存在しないこととなっています。
存在しないことを、どうやって語るのでしょう?
そもそも、経済学は愛を計算で解こうとする、
珍妙な学問なので、話を聞くだけ時間の無駄です。
結論
デフレが良いなど、言語同担です。
そんなことを主張している人は、
日本の経済をボロボロにしようとしている工作員か、
どうしようもないくらい頭の悪い人です。
彼らの意見を正しいと思う人が、
多くいる今の日本社会では、
日本の経済復活など夢のまた夢です。