消費税について高市早苗氏が炎上しました。
彼女の発言は消費税は全額社会保障費に使われる、
消費税が法人税の穴埋めではないといったものです。
まず、前半部分になりますが、
これは完全なる嘘です。
消費税が社会保障費にのみ使われるのなら、
消費税は特別会計として計上されなくてはなりません。
また、彼女は法律を根拠にしていましたが、
その法律も消費税の使い道を社会保障に制約していません。
なので、前半部分は彼女の嘘もしくは事実誤認です。
後半部分について考えます。
そもそも、消費税の導入時の目的として当時、
日本は直接税が多すぎるから、
間接税を増やすべきだ言われていました。
これはこれでツッコミどころ満載なのですが、
それは置いておいたとして、
消費税は法人税と所得税の穴埋めとして始まったのです。
そして現実として、消費税の増税と法人税減税は、
セットで行われてきました。
後半部分に関しても完全なる間違いです。
去年行われた自民党総裁選。
その時、やたらと高市氏を盛り上げる人がいました。
ですが、当時から彼女は、
消費税減税は言及していませんでした。
それについて私は、
当時から批判していました。
今回の件はその答え合わせです