岸田文雄氏が総裁選に向け、
大規模な財政出動を訴えました。
内容はさておき、
財源は国債とするとのことで、
積極財政派の関心を集めました。
しかし、彼は財政均衡主義は変わっておらず、
結局、消費税減税は考えていません。
それどころか、今大規模な政策をするから、
将来、税金を上げると言っているに等しいのです。
コロナ対策や経済対策については、
色々な人が色々なアイデアを持っているでしょう。
そこについては、議論すればいいのです。
ですが、どのアイデアも実行するには、
お金が無くては話になりません。
結局、緊縮財政派である以上、
どんな政策を唱えても、
上っ面だけの薄っぺらい政策でしかないのです。