徹底自粛を訴える人がいます。
政府がしっかりとした補償があり、
感染が欧米並みになった時、
徹底自粛ならぬロックダウンは必要だと考えます。
ですが、現状の日本はどちらにも該当せず、
徹底自粛は完全に不要です。
徹底自粛を訴える人、
もしくは自粛緩和を批判する人
（ここではどちらも徹底自粛派とします）について、
今回は考察をします。
徹底自粛
徹底自粛を訴える人は、
なぜそれを強く訴えるのでしょう？
大きく分けて2つあると考えます。
もう引けない
新型コロナ騒動の初期においては、
新型コロナウイルスは未知の存在で、
世界中がパニックになっていました。
そんな中、徹底自粛やロックダウンが、
世界中で行われることとなったのです。
日本でも徹底自粛を行うべきという声が強く、
実際、騒動初期において人々は、
自発的に強い行動制限をかけていました。
ですが、1年半たった今、
徹底自粛の効果については疑問があったり、
新型コロナウイルスは当初の予想程では無かったり、
状況はかなり変化しています。
今でこそ、いわゆる分離自粛の考えが増えていますが、
騒動初期は少数派で、
徹底自粛派は彼らを大いに批判しました。
当時、分離自粛派を叩いたので、
今更、考えを変えることができず、
いまだに徹底自粛を訴えるのです。
正しく恐れていない
次は、コロナを正しく恐れていないことです。
私自身、コロナは怖いと思います。
ですが、徹底自粛派はその恐れ方がかなりおかしいのです。
今、日本では新型コロナウイルスは蔓延し、
人間の力では制御できない状況です。
そうなってしまったなら、新型コロナウイルスは、
ある程度の社会的リスクとして付き合うしかありません。
であるなら、徹底自粛というものは、
問題から目を背ける行動にすぎないのです。
差別を生む
そんな徹底自粛派の訴えは差別を生みます。
今の状況、どんなに気を付けても、
新型コロナウイルスにかかってしまいます。
ですが、徹底自粛を訴えることで、
感染した人は自粛していない不道徳な人間だと、
差別の目で見られることとなります。
その結果、自分が感染したことを隠す人が出てきます。
そして、感染者がより増えることになるのです。
また、感染者に対して不寛容となり差別が生まれることで、
新たな社会問題も生まれ、
余計な分断が作られることとなるのです。
結論
徹底自粛派は新たな差別を生み出す人間です。
ポリコレ的にも彼らの方が正しいとしている現在、
自粛緩和を訴える人も差別対象となります。
無論、社会活動をどう拡大するかについては、
議論をしていく必要はあると考えます。
そんな徹底自粛派は、自粛緩和を訴えれば、
「あなたは新型コロナウイルスにかかれば病院に行くし、
保健所のお世話にもなるのだろ」
と言います。
病院を使いたいなら自粛緩和を主張するなと同義。
貴様らこそレイシストだと自覚しろ。