世界では経済成長の参考としてGDPを使わなくなってきています。
正確にはGDP以外の数値にも目を向け始めました。
これ自体は正しいことだと思います。
しかし、これは今の日本では当てはまりません。
こういった話を持ち出す人は、
本当にバカなのでしょう。
世界がGDP以外の数値に注目しているのは、
GDPは成長することは大前提だからです。
だからこそ、GDP以外の数値が注目されるのです。
一方、日本は20年以上GDPは成長していません。
そんな国は日本以外にありません。
日本はGDP以外の数値を語る土俵に上がっていないのです。
GDPの成長を訴えても、
こういった理屈で財政拡大を否定する人がいます。
当たり前のことが当たり前に起きていない日本において、
そういった議論は無意味だということを理解してください。