リーダーになりたい女性

昨日、何気なくテレビを見ていたところ、
「リーダーになりたいと思う女性は9%」
といった内容の報道を耳にしました。
この報道に対しスタジオでは、
「日本は男性社会だ」
「日本は男女不平等の国だ」
といった具合の意見が飛び交う状況でした。
あまりに呆れたので、
今回はこの内容について意見を述べます。

9%という数字

この9%という数字が少ないとスタジオでは議論されたいましたが、
この人たちは女性の立場向上を謳いながら、
女性の気持ちを一切無視した発言をしています。
なぜなら、この人たちは91%の女性の意思を蔑ろにしているからです。
なんなら、なりたくないという考えから、
なりたいという考えにするよう押し付けているように見えます。
実際に女性リーダーが少ない事にも触れていましたが、
なりたい人が少ないならそれで良いと考えるのは、
むしろ自然な考えだと思います。
無論、なりたくないと実際になるでは、
全く別の話です。

先進国における男女平等

また、この話の中で日本は先進国の中で、
最も男女平等が進んでいないという話も出ました。
私から言わせてもらえば、
日本は最も男女平等の国です。
識字率はその国の男女平等を表す指標であり、
100%を誇る日本は、
確実に男女平等です。
また、歴史的に見ても平安時代は女性が物を書き、
皇室に関しては男性を排除し、
日本の最高神で有らせられる天照大神は女性です。
日本は遥か昔から女性に対して敬意を払っていたのです。

女性政治家が少ない

女性政治家が少ないことに関しても話題となっていました。
これに関していえば、
問題はむしろ女性側にあります。
有権者は男女でほぼ半分であり、
男性が男性を選び女性が女性を選ぶなら、
男女の政治家の割合に大きな差はできません。
であるなら、女性自身が女性政治家をえらんでいないのです。
また、彼らは政治家という矢面に立つ仕事から、
女性を守っているという考えはできないのでしょうか。

結論

女性がリーダーになりたい人が少ないことから、
日本は女性蔑視だというのは短絡的です。
それどころか、彼ら彼女らの歪んだ思想の押し付けにすぎません。
日本は男女平等です。
ですが、欧米式の男女平等では順位が下がります。
それは、欧米では女性蔑視の歴史があり、
本当の男女平等を知らないからです。
不当な扱いを受ける女性がいることも承知していますし、
それに関しては改善すべきでしょう。
ですが、マクロで見た時日本はやはり男女平等です。
変化すべきこともありますが、
いたずらに欧米を真似したところで、
歪んだ男女平等しか待っていません。

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