次の標的はあなたかもしれない

先日いじめはいじめられる方が悪いという記事をあげました。
今回はこの話の続きです。

マルティン・ニーメラーの詩

ナチスが最初共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は共産主義者ではなかったから
社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった 私は社会民主主義者ではなかったから
彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった 私は労働組合員ではなかったから
そして、彼らが私を攻撃したとき 私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった

これがマルティン・ニーメラーの詩です。
いじめはいつ誰が標的になるか分からず、
それを助けてくれる人はなかなかいないのです。

公務員叩きの維新

公務員叩きは維新の会のお家芸です。
先日の大阪市廃止の住民投票では、
中の島一家という良く分からない言葉を作り、
盛大に公務員を叩いていました。
多くの府民は、
維新の公務員叩きに便乗します。
叩かれた公務員は抵抗しますが、
民意がそれを許しません。
であるなら、私が維新の会にいじめをするなと、
抗議の声を上げます。

ハンコ問題

一時期大きな話題となり、
未だに話題なハンコ問題があります。
このハンコ問題も、いじめの話と同じです
無駄なハンコは無くすべき、
これに反対する人は居ないでしょう。
しかし、無駄なハンコを無くすという話が、
なぜかハンコすべてを無くせとなっています。
「紙とハンコを無くせば世の中良くなる」
なんて言っている人も言ってましたが、
私にはなぜそんな話になるのか理解できません。
ですが、多くの国民はハンコを無くすほが正しいと考え、
ハンコ業界を大いに叩きます。
挙句、ハンコ業界を守ろうとする人に対し、
利権があるから守っていると言う始末です。
いやいや、どう考えたってITの方が、
巨大でおいしいビジネスでしょ。
ハンコを無くせと言っている人が、
IT業界とズブズブなことを指摘しないのは、
いかがなものでしょう?

ナチス維新

一定の業界を叩くのは、
今の政治の手法です。
特に、維新はこの手法を好んで使います。
ですが、この手法はナチスが使った手法です。
大阪市廃止などからも分かる通り、
彼らは独裁者になりたいのです。
ちなみに、ナチスは、
デフレ不景気を解消しました。
一方維新は、
大阪のデフレを加速させました。

最後に

今、あなたが政府に煽られ、
公務員や特定の団体を叩いているなら、
明日は我が身だと自覚すべきです。
そう考えることができない以上、
日本の経済は二度と回復できません。

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