LINEとロックイン

LINEの情報がChinaで閲覧されていたことが問題となっています。
私からすれば、何をいまさらという感じです。
Chinaが情報を盗み見ていたことは知りませんでしたが、
LINEが危険だということは遥か昔から言われていました。
しかし、今回の本当の問題はこの先にあると考えます。
それは、今回の件が発覚しても、
LINEを使うことをやめよとしないことです。
私はLINEを使っていないため以前より、
知人からLINEを使うよう言われてきました。
その度、生返事をして流していたのです。
その後、新型コロナの影響でしばらく疎遠になりました。
そして、久しぶりにその知人と会うこととなりましたが、
今回の騒動があったので、
LINEについては言われないと思っていたのです。
しかし、知人からは、
相変わらずLINEをしろと言われました。
おそらくこれは、この知人に限らず、
ほぼすべての日本人がこれと同じ感覚なのでしょう。
LINEは日本人にとってなくてはならないインフラとなり、
日本人はLINEなしでは生きていけなくなったのです。
日本人はLINEにロックインされているのです。
タダだから便利だからと安易に飛びついて、
結果多くの面で損をする。
デジタル化が進んでからそんな事ばかりです。
デジタル化そのものを否定する気はありませんが、
経済や安全保障を捨ててまで便利さを求める姿勢について、
今回を機に一度反省してはいかがでしょうか。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする