政治家は責任を取ることはできない

「何かあれば私が責任を持ちます」
といったセリフをいろいろな場所で聞きます。
しかし、本当に責任を果たした人を、
私は知りません。
例えば、会社の社長が責任が自分にあると言って、
社長の座を明け渡し、会社から去ったとします。
その行動に何の意味があるのでしょう?
社長が会社を辞めたからといって、
損害や被害を受けた人、
その会社の社員はどうにもなりません。
責任とは、簡単に取れるものではないのです。
政治の世界ではそれがより顕著で、
一人の政治家の判断から、
何百万、何千万といった人が路頭に迷うことが
起きえてしまうのです。
そんな政治家の責任の取り方として、
民主主義があるのです。
民主主義によりほぼすべての国民が政治に参加し、
なかなか決定を下せない仕組みとなっています。
政治の意思決定の遅さは、
政治家の責任の結果なのです。
勿論、有事の際など例外もあります。
つまり、二重行政は非効率だという維新の会は、
政治家としての責任を果たせないクズなのです。

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