グローバリストの浅さ

このサイトでは、行き過ぎたグローバリズムを批判しています。
日本でも、グローバリズムが蔓延している状況です。
グローバリズムにより不利益を被っている人ですら、
グローバリズムを礼賛する始末です。
今回は、グローバリズムを広めている人間の発言が、
如何に浅いのかを説明します。

技術が進んだ

グローバリストは
「グローバリズムは技術革新により起こった」
と説明します。
ここ最近だと、インターネットの発展により、
あらゆる国の情報が瞬時に手に入ったり、
遠い国の人と手軽に交流できたりするようになりました。
しかし、技術の革新とグローバリズムは関係ありません。
飛行機ができたからと言って、
国境を勝手に超えられるようにはなっていません。
グローバリズムは、国家の政策によるものです。
つまり「インターネットは現状規制が甘い
ただそれだけなのです。
そんなインターネットも規制が強くなってきています。
グローバリストは、これをどう説明するのでしょうか?

ビジネス

グローバリストは、常にビジネスを中心に考えます。
企業を経営するにあたっては、コストは安い方がいいでしょう。
そのため、グローバリストは安い外国人労働者を雇ったり、
外国に資本を投入したりします。
その結果、自国ではデフレが起き、経済が縮小します。
日本はデフレは、その典型的な例です。
グローバリストが政治に関与している今の日本で、
デフレが解消されないのは自明の理です。

国家

グローバリストは、国家の関与を否定します。
そもそも、国境がいらないと言っているような連中ですので、
この考えは当然と言えば当然です。
彼らは、政府の規制などを嫌がりますが、
規制があるからこそビジネスを行うことができるのです。
内戦が起きているような、秩序のない国でビジネスなどできません。
自分たちが規制で守られておきながら、規制を嫌うのです。
もっと正確に言うなら、
自分たちに有利な規制を作らせているのです。
グローバリストが言う規制改革は、
自分の事しか考えていない発言でしかないのです。

結論

以上が、私がグローバリズムは浅いと考える理由です。
グローバリストは、自分の利益のために動いています。
そんなグローバリストを礼賛している人の多くは、
それに気付かないで、搾取されている人がほとんどです。
行き過ぎたグローバリズムが日本経済をむしばんでいる
これを日本国民は理解する必要があります。

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