ネットを見ていると、どこかの派遣会社の会長の悪口を目にします。
確かに、彼のやってきたこと、これからしようとしてきたことについては、
非難されて然るべきであると考えています。
そんな彼こそが、日本の敵であり、
日本経済をダメにした張本人なのでしょうか?
派遣
彼の大罪として一番に挙げられるのが、派遣の解禁でしょう。
しかし、多くの人が勘違いしていますが、
派遣法ができたのは中曽根政権下です。
中曽根政権時では、一部業種でのみ派遣を解禁し、
小泉政権時、全業種での派遣が解禁となったのです。
また、その派遣法改正自体も年次改革要望書に書かれていた内容であり、
アメリカからの圧力があったというのも事実です。
この問題は、たった一人の悪者がいたという単純な話ではないのです。
グローバリスト
「グローバリスト」と聞けば聞こえは良いでしょう。
しかし、その中身はアナーキストそのものです。
そんな、グローバリストの考えた政策に、
多くの人が賛同している様を嫌というほど目にします。
彼らの政策は、実現すれば日本を悪くする政策がほとんどです。
もし仮に、彼らの政策が実現すれば、10年後にその政策を批判し、
さらには、政策を提言した人物も叩くことでしょう。
まさに、今行われていることに近い状況となるのです。
結論
派遣会社の社長が仮に失墜したとしても、第二第三のといった具合に、
日本をダメにする人物は現れます。
今の日本経済が低迷しているのは、日本人が無知だからです。
今の日本を良くしたいなら、人々は政治について勉強すべきなのです。