台湾のプラスチックストロー

プラスチックスろろーが環境に与える影響は、
0と言っても問題はありません。
しかし、それを台湾では規制されています。
今回はこの問題を考察します。

ことの経緯

女子校生がJoinに書き込んだことが、
今回の規制のきっかけとなりました。
Joinとは簡単に言えばオンライン嘆願書です。
その内容に5000人の賛同者が集まれば、
それを正式な請願としなくてはならなくなります。
また、参加資格に年齢制限はありません。
ストロー問題も多くの賛同者を集めたので、
プラスチックストローが規制されることとなったのです。

若者に参政権

選挙権の年齢を引き下げる議論がありますが、
今回の件を見る限りにおいて、
それはあり得ないと分かります。
若者には知識や経験が少なく、
政治的判断も比較的誤りやすいのです。
ストローの件に関しても、
女子校生の間違えた思い込みからの書き込みです。

オープンにし過ぎた結果

間違えた政治判断は、
大衆心理でも起きます。
脱炭素はもはや感情論であり、
そこに論理性は皆無です。
女子校生の書き込みに対し、
多くの人の感情が揺さぶられ、
賛同をしたのです。
多くの人が声を上げてしまえば、
論理的に説明しても無駄となり、
このバカげた法案が生まれたのです。
政治をオープンにし過ぎた結果、
直接民主制の様相を呈したのです。

結論

台湾のストローの規制を見ると、
様々な問題点が見えます。
選挙権の引き下げ、直接民主制、
特にこの2つが目につきます。
また、環境問題は感情的になりやすく、
議論の余地が少ないのも問題です。

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