都構想とショックドクトリン

ショックドクトリンについては以前説明したので、
詳しい説明が欲しい方はそちらをご覧ください。
大阪都構想に大阪の議員の多くが、賛成しようとしています。
ですが、大阪都構想は大阪をダメにします。
そんな大阪をダメにするような政策に、
多くの議員はなぜ賛成するのでしょう。
それは、新型コロナウイルスによるショックドクトリンです。

維新を支持するひと

大阪維新の会は一連のコロナウイルス騒動の対応で、
国民から一定の支持を受けることとなりました。
彼らのコロナウイルスの対応は間違えています。
それについては、過去の記事で具体的に批判しています。
しかし、国民は力強い発言に感銘し、支持をしたのです。
勿論、維新支持と大阪都構想支持はイコールではないのですが、
ここから、維新支持=大阪都構想支持と多くの人が考えてしまいます。
今の維新が多くの人から支持されている世論なら、
大阪都構想に賛成する人は多く現れます。

緊急事態

感染症

大阪だけでなく、日本中がコロナウイルスでパニック状態です。
新型コロナウイルスのパニックによる混乱は、
感染の問題だけでなく経済的な問題も原因となっています。
このパニックが大阪都構想支持を盛り立てています。
まず、感染の問題では、大阪市と大阪府が連携したことで、
感染の拡大を和らげることができたとの意見があります。
この意見が正解か不正解かは分かりませんが、
そのことと大阪都構想は関係がありません。

経済

次に、経済的な騒動についてですが、
この様な、経済が疲弊している時、
多くの人は、改革を望みます。
その改革が大きければ大きいほど、
人々の期待は高まります
確かに、現状のまま放置するべきではありません。
しかし、大きな改革を行っても解決はしません。
大きな改革は、大きな歪を生むからです。
大きな改革に国民が期待し改革を続けた結果が、
失われた20年を作り出したのです。

結論

大阪都構想は大阪にとってマイナスでしかありません。
それに、過去に否決されたものをもう一度するなど、
民主主義の冒涜以外の何者でもありません。
一連のコロナ騒動から、大阪都構想支持を考えたなら、
もう一度考え直してください。

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