日本政府の破綻

「日本が財政破綻する」
という話をして、国債発行を財務省が渋っているのが、
今の日本です。
今の日本は、国債発行で日本は破綻しません。
しかし、このままいけば本当に日本は破綻します。
その方法を解説します。

デフレがこのまま続けば

日本は20年間デフレが続いて、今でも継続中です。
このまま、政府が国債発行を渋り、政府支出を増やさなくては、
デフレはこのまま続いてしまいます。
このままデフレが続けば、日本の供給能力が瓦解します。
「モノを作りたくても作れない、作る技術が無い」
という状況になってしまいます。

スタグフレーション

供給能力が下がったら物価が上がります。
経済成長による物価上昇はインフレですが、
景気後退時の物価上昇はスタグフレーションです。
このままデフレ続けばいずれ日本経済は、
スタグフレーションに突入します。
そして、供給能力がない以上、
輸入に頼るしかありません。

固定為替相場制

さて、供給能力が無いため物価が高く(通貨価値が低い)、
輸入に頼っている国が次にどうなるかは火を見るより明らかです。
外貨建ての債務をせざるを得ません。
もしくは、円が固定為替相場制となります。
固定為替相場制の場合、自国通貨建ての国債であっても、
その国債はドル建てと変わらないのです。
外貨建ての債務がデフォルトするのは言わずもがなですが、
自国通貨建ての国債でも、
固定為替相場制の国ではデフォルトします。

そしてデフォルトへ…

外貨建て債務が返しきれなければデフォルトします。
また、固定為替相場制を採用し、
供給能力もなく輸入に頼る国が行き着く先は、
デフォルトです。
今、日本がデフォルトしないよう必死になっている人が、
必死になればなるほど日本はデフォルトへ向かうのです。
勿論、上の条件を満たしても必ずしもデフォルトしませんが、
間違いなく経済発展はしません。

結論

将来世代へのツケは国債ではなく、供給能力の無い国です。
本当に日本の事を考えるなら、
国債を発行して政府支出を増やさなくてはなりません。

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