新型コロナウイルス騒動から波及し、
何やら改憲という話まで出ています。
今回はそんな改憲について考察します。
改憲する理由
日本では欧米諸国の様なロックダウンができないのは、
憲法に緊急事態条項が無いから、
だという理由から改憲話が出ています。
この話を受け、賛成しているのが、
例に漏れずネトウヨどもです。
単なる言い訳
日本でロックダウンできないのは、
憲法の問題ではありません。
緊縮財政を行っているからできなのです。
ロックダウンを行ったとしても、
しっかり補償をすれば問題はありません。
お金を出したくない政府が、
憲法を言い訳にしているだけです。
改憲する気は無し
何度も言いますが、
ロックダウンに改憲はいりません。
しかし、ここで改憲を持ち出すのは、
単なる言い訳の他に、
ネトウヨの支持を集める目的もあります。
ネトウヨは9条の改正など、
こういったことには積極的です。
今回の緊急事態条項にしても、
ネトウヨが好きそうなことです。
ロックダウン必要なし
そもそもの話として、
今の日本にロックダウンは必要ありません。
医療体制を整えれば、
今の日本はロックダウンせずとも、
十分コロナと戦えます。
コロナ対策＝行動制限、
といった図式がそもそもおかしく、
改憲議論はこの図式をより強固にしてしまいます。
有事の際に
とはいえ、有事の際にはやはり、
緊急事態条項は必要だ、
と考える人もいるでしょう。
しかし、現状の日本において、
憲法は形骸化しているものもあったり、
超法規的措置を過去に取ったりと、
憲法はそこまで重要ではありません。
結局、政治家が優柔不断で責任を取りたくない、
といった考えから今の状況があり、
それは改憲しても何も変わらないのです。
結論
私は改憲には反対です。
その理由は憲法改正にて詳しく説明しています。
いずれにせよ、今の政府は終わっています。
その言い訳に憲法が使われますが、
結局、改憲は行われずに終わるのがオチです。
改憲大好きネトウヨも、
いい加減目を覚ますべきです。