「左派が賛成だから反対、
左派が反対だから賛成」
といった具合に物事を考える人がいます。
自称保守にこの傾向が強いように感じます。
しかし、これは愚の骨頂です。
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左派の信用は100%?
最近の分かり易い例だとオリンピックがそれに当たります。
オリンピックに強く反対しているのは主に左派の人です。
そのため、オリンピック賛成を主張している
自称保守が多くいます。
それに、左派が必ず間違えている訳ではありません。
もし左派が必ず間違いなら、左派の逆は必ず正しくなります。
そうなれば、左派の主張は100%信用できることとなります。
こう考えたら、左派の逆は正しいというのは安直すぎることが分かると思います。
左派も正しかったこともあります。
最近だと大阪市廃止の反対です。
かなり昔だと憲法9条の反対がそれに当たります。
左派が主張するから逆を主張するのは、
単なる思考停止にすぎません。
グローバルと反グローバル
それに、今の時代右と左だけで考えるのは危険です。
右と左と同時にグローバルか反グローバルかと言う視点も大事です。
そういった視点から考えれば、
オリンピックは賛成できるものではありません。
経済がどうのという意見もありますが、
日本は財政拡大で内需を拡大すれば経済は回復します。
それに、コロナ前のインバウンドを中心とした、
外需拡大による経済政策は大きく失敗していました。
オリンピック開催による経済回復の主張は、
その頃の経済政策に戻せと主張していることと同義です。
結論
左派と右派で対立するのも結構です。
しかし、真の売国奴は右のふりをします。
それに、日本経済復活の財政拡大にしても、
MMTは左だから受け付けないといった具合に、
自称保守が財政拡大を反対したりします。
そんな、自称保守がグローバル政策に賛成したりします。
正直、左派よりも自称保守の方が厄介に感じます。