今度の大阪市での住民投票の内容は、
大阪市廃止・特別区設置です。
決して、都構想の是非を問うてはいません。
今回の選挙で賛成してしまえば、
それこそ都構想は実現しなくなります。
それは、なぜなのでしょう？
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都構想とは
そもそも、都構想とは何なのでしょう。
それは、大阪府を発展させることです。
ですが、そこには具体性はなく非常に曖昧で、
明確な定義などありません。
そんな曖昧なものを看板に掲げ、
投票を行わせようとしている維新に、
誠実さのかけらもないのです。
大阪府の発展のためには
大阪府を発展させるためには、
大都市都市計画が必ず必要となります。
この大都市都市計画ですが、
大阪市にはノウハウがあります。
しかし、大阪府にはそのノウハウがありません。
大阪市のノウハウが大阪府に受け継がれれば、
問題はないのでしょう。
しかし、ノウハウの引継ぎは、
そんな単純なものではないので
多くのノウハウは失われることとなります。
結果、大阪府では大都市都市計画を行えず、
発展できなくなってしまうのです。
結論
大阪府に限らず、都市の発展には、
都市計画が必要となります。
長年かけて培われた、大阪市のノウハウを、
壊してしまおうとするのが、
今回の都構想です。
発展しないのに都構想とは、
羊頭狗肉もいいところです。
本当の意味での都構想をしたいのであれば、
今回の選挙に関しては、
賛成すべきではないのです。