積極財政については、このサイトでは推奨しています。
それについてMMTを絡めて説明してきました。
今回は、MMTを使わずに説明します。
国債は財産
国債は国民の財産です。
例えば、建設国債を発行して道路を建設したとします。
その際、政府には負債が残ります。
しかし、国民には道路という財産が残ります。
道路ができると
道路ができたことにより、経済活動が活発となります。
なぜなら、国民が道路を使うことで、
今まで以上の生産を行うことができるからです。
また、道路の敷設に関わった企業は、お金が入ります。
そのお金で別の経済活動が行われるため、
やはり経済は活発になるのです。
経済が活発になると
経済が活発になれば、税収が増えます。
税が増えれば、政府は事業を行うことができます。
そして、政府がまた投資を行えば、経済はまた活発化します。
過熱しすぎた経済は冷やす必要はあります。
そのため、景気がいい時、政府はケチにならなくてはなりません。
今の日本
景気が悪い時は、政府が主導して経済を回さなければなりません。
であるなら、今は政府が積極的に国債を発行して、
国民の財産を増やさなくてはならないのです。
しかし、日本は20年以上逆をやり続けています。
日本の景気が悪いのは、当たり前の現象なのです。
結論
MMTに関しては、アンチが一定数存在します。
また、難しいという印象を持っている人も多くいます。
MMTが無くても、また難しく考えなくても、
今の日本に積極財政が必要なことは確かなのです。