「日本は外資を恐れる傾向がある。
外資の日本に入れることは成長戦略の最たるものだ。」
という意見をグローバリストは主張します。
外資は本当に危険かどうかを考えましょう。
日本は外資を恐れていない
大前提として日本は外資を恐れてはいません。
企業の株の外国人保有率はどんどん増えています。
また、日本で法人税が毎年下がっている理由は
「外国資本を日本に招き入れるため」
だと政府は説明しています。
法人税と日本の企業活動を関係ありませんが、
少なくとも政府は外資を招き入れようとしています。
外資を入れた結果
外国人投資家が増えたことで、
日本の労働分配率は下がりました。
労働分配率が下がることは、デフレ圧力となります。
日本の経済問題の原因は100%デフレです。
外資を入れて、日本の景気が悪くなったのは、
火を見るより明らかです。
技術力
「日本のIT分野の技術は、世界的に遅れている」
との指摘を受けます。
今後の日本のITが成長するためにはといろいろ意見がありますが、
答えは非常に簡単な話です。
日本は、IT分野に関しては出遅れました。
その際に、日本は外資を受け入れました。
外資のIT企業は百実の長があり、
日本企業は太刀打ちできるはずもなく、
日本のIT分野は廃れました。
一方Chinaは、自国のIT分野を保護して、
今では、世界でも活躍する企業が生まれたのです。
自国マーケットを外資に開けば、
日本企業は経済活動できる場所は無くなり、
研究開発も行わなくなり、
結果日本の技術は後退してしまいます。
外資を入れれば、日本の技術は後退するのです。
結論
デフレの日本に外資を入れる道理はありません。
外資を入れろという人間は、
一人残らずグローバリストです。
グローバリズムに反対するなら、
保守を標榜するなら、
外資を入れろという政党など支持してはいけません。