憲法改正

このサイトでは度々、憲法9条を批判してきました。具体的な批判は憲法9条と経済をご覧ください。
憲法9条に関しては、与党は憲法改正に乗り出すのではと話題となっています。
しかし、私は憲法を改正すべきではないと考えています。
今回は、憲法を改正すべきではない理由を説明します。

自民党の改憲案

自民党は憲法改正案として9条に自衛隊を明記するとしています。確かに、自衛隊が違憲かどうかは議論されます。ですが、私が憲法9条を批判している理由は交戦権が認められないことで、国債の発行が制限されていることです。ハッキリ言うと、自衛隊が違憲かどうかなど、どうでもいいことなのです。なので、自衛隊の明記は何の解決にもなっていないのです。

今の憲法を認める

次に、憲法を改正することの意味が重要となってきます。
憲法を改正するということは、ある意味今の憲法を認めたということなのです。現在の日本の憲法は、GHQが一週間で作った憲法です。しかも、憲法の専門家もいない状態でです。その様な憲法がまともなはずもありません。よく、一週間で作ったけど日本国憲法は素晴らしいという人がいますが、憲法を作成したメンバーの一人であるケーディスは「あんな憲法まだ使ってたんだ」と言っています。作った本人ですらまともではないと思っているのです。なので、こんな滅茶苦茶な憲法を認めるような改憲はすべきではないのです。

憲法改正と国民の分断

次に、憲法を改正するとなった時の手続きです。憲法改正となれば、国民投票が実施されます。国民投票は直接民主主義であり、国民が分断されます。これについては直接民主主義で民主主義は壊れるで詳しく書かれています。なので、憲法改正を行えば、国民から国民意識が消失し日本人の一体感は薄れます。つまり、民主主義の崩壊です。

解決策

改憲しないのならどの様に対応すれば良いのでしょう。それは、現在の憲法を破棄して自主憲法を制定すれば良いのです。日本国憲法の破棄自体は憲法改正よりも簡単に行えます。それは、出席議員の過半数で破棄は決定します。これは、日本国憲法は無効であるという主張から行うことができます。その際、日本国憲法は講和条約であるとします。実際、自民党も自主憲法を制定しようとしていた時期が存在します。その際、自民党が考えた憲法典はホームページで確認できます。

結論

以上が憲法改正に関する私の考えです。
憲法は私たちの生活の基盤です。なので、国民一人ひとりがしっかりと考えなくてはならないでしょう。

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