政府支出の拡大を訴えた時、
反対派はなぜか決まって給付の話をします。
国民にお金を配ればパチンコがどうの、
インフレ時に権利を主張して大変になる、
こういった具合に反論をします。
ですが、政府支出の拡大には、
色々な種類が存在します。
鉄道や道路を作ることや、
大学や企業の研究費を助成することや、
今話題の防衛費に当てることもあります。
ここで出なかったこと以外にも、
多くの事柄があります。
政府支出拡大の中身や優先順位については、
大いに議論をすべきであり、
結論は無限に存在します。
政府支出拡大の議論の場において、
国民の給付を持ち出す人というのは、
反論のための反論をしたい人でしかありません。