橋下徹の差別発言

橋下徹は以前、桜井誠氏との対談において、
桜井氏の事をしきりに
差別主義者だと非難していました。
しかし、彼自身差別発言をしています。

問題の発言

彼は、2020年に行われた2回目の
大阪市廃止の住民投票での否決の結果を受け、
彼は負け惜しみとして、
シルバーデモクラシーを訴えました。
シルバーデモクラシーの是正のため、
「子供にも選挙権を与えるべきで、
子供はそれを行使できないから親が行使すべき」
という旨の発言をしました。
どこからツッコんだら良いのやら。
この妄言を一つひとつツッコんでいきます。

シルバーデモクラシー

そもそも、大阪市廃止が否決されたのは、
シルバーデモクラシーの結果ではありません。
若年層の投票結果においても、
賛成と反対は拮抗しています。
それに20代はわずかながら反対が多いのです。
これは、
「年寄りが若者の将来を潰した」
と見せかけるための、
橋下徹による印象操作でしかないのです。

子供に選挙権がない理由

そもそも、なぜ子供に選挙権がないのでしょう。
その理由は簡単で、子供はバカだからです。
小学生以下の子供が政治を理解できますか?
思春期の子供がまともな政治判断ができますか?
中には大人以上にできる子供もいるでしょう。
しかし、大多数の子供はできません。
また、思春期は革命にあこがれる時期です。
政党に維新という名前を付け、
改革改革とほざいている橋下徹にとっては、
中二病票がどうしても欲しくて、
この発言をしたのかもしれません。

親に選挙権

子供がバカだからこそ親に選挙権だと、
反論がきそうですがそこも潰します。
そもそも、子供の数が奇数なら、
その選挙権を父親母親で
どう配分するのでしょう?
解決策などありません。
こんな簡単な問題も理解していないのです。

差別発言

ここにきて本題ですが、
この発言は差別発言でもあるのです。
まず、彼は所得差別をしています。
結婚に関しては現在、
所得に応じて格差が出ています。
親が子供の選挙権を持つということは、
高所得者が有利な政治となります。
それに、高所得者であったとしても、
不妊が理由になかなか子供が授かれない人もいます。
つまり、橋下徹は不妊症の人間は、
社会的地位が低いのだとも言っているのです。
なので、こんな発言は、
貧乏人や不妊症の人を
差別する内容なのです。

結論

負けた時に本性が分かる、
とはよく言ったものです。
彼の発言は差別発言以外の
なにものでもありません。
勿論、これらの問題点も説明した上で、
親に選挙権を与えろと言うのであれば、
差別発言ではなく問題提起となります。
しかし、彼はそんな説明一切していません。
真の差別発言は一見差別に見えないのです。

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