国債について多くの人が、勘違いをしています。
「政府が破綻する」という勘違いや、
「国債は返さなくてはならない」といった勘違いです。
今回はそんな勘違いを正します。
日銀で考えよう
政府の負債と考えると多くの人が勘違いします。
そこで今回は、政府の負債ではなく、
日銀の負債について考えることで、
国債に対する勘違いを取り除きます。
破綻しない
日銀の負債と言えば、
日銀当座預金や現金紙幣がそれにあたります。
現金紙幣が多すぎると言って、
日銀が破綻すると騒ぐ人がいるでしょうか？
日銀当座預金は、量的緩和で相当増えている状況ですが、
日銀が破綻すると言っている人は居るのでしょうか？
一部、日銀破綻論を唱える人がいますが、
それは一部の頭がいいと思っている頭の悪い人で、
多くの人がそんなことは考えません。
日銀が破綻しない理由
日銀が破綻しない理由など語るに値しませんが、
どんなレベルの低い反論でも反論しなくては気が済まないので、
反論をします。
日銀当座預金には本来、金利は付きません。
現在では一部金利は付いていますが、
この金利は市場金利ではなく、日銀が決めています。
日銀は自分で決める金利で破綻する様な、
間抜けな機関なのでしょうか？
それでも、そんな金利が心配だとすれば、
最悪、政府が貨幣(シニョリッジ)発行し、
資本投入すれは終わりです。
どう頑張っても、日銀は破綻しません。
返さなくてもいい
国債は返済する必要などありません。
現金紙幣を日銀に持っていき、
日銀に弁済を求める人は居ません。
もし仮にいたとしても、日銀は新たな現金紙幣を渡すだけです。
国債もこれと同じです。
返済などする必要もなければ、
返済するにしても借り換えをすればいいのです。
国債は返さなくてはならないという考えは、
現金と金が交換できた頃から頭が止まっています。
結論
国債について多くの人が勘違いしています。
それは、多くの人が政府に通貨発行権があることを、
忘れているからでしょう。
または、負債=悪という日本人の気質なのでしょう。
負債=お金と頭をシフトしなくては、
今の生きづらい世の中のままです。