政府を批判している人に対し
「今は国民が一丸となって頑張る時で、政府を批判している場合じゃない」
という批判をする人がいます。
今、国民が一丸となることは大切なのかもしれません。
しかし、それで政府を批判しないことは全く別の話です。
まず、政府の対応が中途半端です。
そのため、国民が一丸になろうにもなれないのが現状です。
それに、政府を批判せず国民が一丸となるというのは、
どこか戦前戦中の日本にそっくりです。
当時、政府に反対すれは非国民扱いです。
それなのに、終戦後は多くの人が政府を批判しました。
当時の複雑な事情から戦争を回避できなかったかもしれません。
今となっても、正しい答えはわかりません。
しかし、当時の全体主義が判断を鈍らせたのは事実です。
国民が一丸となることと、
間違えていると思ったことを批判しないことは別物です。