近頃ネットがあるからテレビはオワコンだという話をよく聞きます。
実際、私もネットが身近になったことでテレビを見る時間は少なくなりました。
ですが、本当にテレビはオワコンなのでしょうか?
今回は、テレビは本当にオワコンかどうかを考察します。
テレビの信頼性
テレビを擁護している人の意見として、テレビの方が信頼性が高いという意見があります。確かにネットの情報は玉石混淆でデマ情報もいっぱいあります。ですが、それはテレビでも同じことが言えます。また、ネットの方がマスコミよりも信頼性が高いという研究もあります。なので、テレビがネットよりも信頼に足るという意見はテレビの擁護にはなりません。
なぜオワコンと言われるのか
次に、テレビがオワコンとされる理由を考えましょう。
まず、ネットの方が好きな時に好きな動画を見れるということです。テレビは発信者が決めた時間に決められた番組を見るしかありません。テレビでは自分の欲しい情報を扱わない事もあります。つまり、ネットは能動的に情報を取りに行けるのです。
次に、情報の量です。同じ分野を扱っていても意見が違うことが多々あります。ネットでは様々な意見を拾うことが出来ます。ですが、テレビの場合はどうしても放送局の思想が出てしまいます。今のテレビが偏向報道と言われる所以です。
テレビの利点
さて、これだけ見ればテレビはやはり、オワコンだと感じるでしょう。ですが、私はテレビの不利なところこそが利点になると考えます。ネットは能動的に情報を取りに行けますが、逆にいえば取りに行かなくては情報に接触できません。テレビの場合、なんとなくつけていたら面白い情報が手に入ったということが起きます。ネットニュースでもできなくはないですが、受動的な情報収取に関してはテレビに分がありそうです。
次に、放送が偏向することですが、これは国営放送であれば良いと考えます。今現在政府がどのように考えているかを伝えるのに非常に便利です。そうなれば、投票の参考となり政治が今よりも民主的になるでしょう。先ほどの話とも繋がりますが「テレビをつけていたら知らなかった政策の話が出てた」といったこともあるでしょう。そうなれば、政治が今よりも良くなるはずです。
結論
以上が、テレビはまだオワコンでは無いと、私が考える理由です。
現在のテレビは面白くもないし、問題も多くあります。ですが、テレビを無くしていいという理由にはならないでしょう。
NHKをスクランブル放送化して潰そうという考えもありますが、私は国営化が良いと、以上の理由から考えています。