ヨーロッパ文化と男女平等

世界ではしきりに男女平等が叫ばれています。
日本でも男女平等であるべきだという意見が多くみられます。
私自身男女の不当な差別は許されるものではないと考えています。ですが、現在の男女平等はおかしなものであると考えています。
今回は、ヨーロッパ文化から男女平等について考察します。

ヨーロッパの根底の思想

ヨーロッパでは妻は夫の物であるという考えが存在しました。これは、人も所有物となりえるという思想から生まれた考えです。日本はこういった考えは歴史的には存在しません。日本で奴隷文化が無かったのはそのためです。これは日本人とメイドでも説明しています。この様な他人を所有するという概念から、人々は平等であるという考えが生まれ、その後男女平等であるという考えが生まれました。

フェミニズムの初めの目的

次に、フェミニズムですが、これはもともとキリスト教に対しての反対運動です。キリスト教では、法皇は男性しかなれません。それは、神父は男性しかなれないからです。そのため、女性がそれは平等でないと考え始まった運動がフェミニズム運動です。日本はそもそもキリスト教文化圏ではありません。日本では女性が天皇に即位することもありました。女系を認めていないことを女性差別と言う人がいますが、皇室に男性を入れないことからこれはむしろ男性差別です。なので、フェミニズムの始りからしても、日本にとってフェミニズムは相容れない存在なのです。

家事と男女平等

最近の研究で男性が家事をしない理由は、男性が家事は女性の仕事だからだと考えているからだというものがあります。そして、日本はそれがより色濃くありとしています。これを取り出して日本は遅れていると考える人がいますが、短絡的すぎます。もともと、男性は狩りに出て、女性が家を守っていました。人類の歴史からしても家事は女性がやってきたのです。そして、時代は進みますが、ヨーロッパでは妻は夫の所有物なので、女性に家事をやらせていました。ですが、日本では男性と女性は平等だと考えていたので、役割を分担していたのです。そのため、日本では家事は女性の仕事であるという考えが色濃く残っているのです。つまり、日本人が家事は女性の仕事だと考える理由は、男女平等だという考えから生まれているのです。
私は時代は変わったので、家事は必ずしも女性がするものだとは考えていません。また、同じ能力の男女を女性という理由で不遇に扱うことも良くないと考えています。

結論

以上がヨーロッパの歴史から見る男女平等です。
男女平等を訴えることを一概に悪い事とは思いません。ですが、現在の男女平等は間違えていて、このまま続けば社会は大きく歪んでしまうと考えます。
日本における男女平等は、戦後共産主義者が日本に持ち込んだ考えです。この辺の歴史もしっかり押さえておかなくては、日本はおかしな思想に乗っ取られてしまいます。

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